五輪はハマグリと地酒で楽しもう 鹿嶋市、鹿島灘漁協、AHDが販売

茨城新聞
2021年6月30日

絶品ハマグリと地酒で五輪を楽しもう-。茨城県鹿嶋市と鹿島灘漁協、アントラーズホームタウンDMO(AHD)は、同市特産の「鹿島灘はまぐり」と日本酒をセットにした「2020おうちで応援セット」の販売を始めた。来月23日の五輪開会式を「特別な日」と捉え、自宅で新鮮なハマグリと日本酒を味わいながら式を応援してもらいたい考え。7月15日まで申し込み可能で、開会式当日に商品が届くように発送する。

鹿島灘はまぐりと地酒のセットをPRする鹿嶋市の錦織孝一市長(中央)と関係者=同市役所

 

応援セットは、鹿島灘はまぐり2キロ(16個程度)と鹿行地域で栽培されたコメを使った愛友酒造(潮来市)の純米原酒「我は勝つ」(720ミリリットル)、「2020鹿島立ち」と刻印されたオリジナル一合升の3点。1セット税込み5千円(送料別)。限定200セット販売で、アンケートに答えた購入者の中から抽選で2人に鹿島灘はまぐり5キロが当たるプレゼントキャンペーンも実施する。

同漁協や市によると、鹿島灘はまぐりは、資源保護のため、漁を年間10日程度しか行っていない。しかし、コロナ禍で需要が伸び悩み、取引価格がコロナ前から2割程度落ち込んでいるという。

このため、市などは、新型コロナウイルスの感染拡大防止と特産品の消費回復を図ろうと、同セットの販売を企画した。

同セットの発表会で、錦織孝一市長は「鹿嶋の海産物の売りは何といっても鹿島灘はまぐり。おいしさを堪能してもらい、記念にしてほしい」などと述べた。

同セットの販売受け付けや問い合わせはAHD(電)0299(77)9500、ファクス0299(77)9501。インターネットでの注文はhttp://ahdmo.official.ec/