梅酒仕込み始まる 水戸の酒造会社

茨城新聞
2016年6月4日

収穫期を迎えた梅の実で梅酒の仕込みが始まった。全国大会で優勝経験のある水戸市元吉田町の明利酒類(加藤高蔵社長)では、アルコールや液糖が入った大型タンクに水洗いした梅の実の仕込みが行われている。

群馬県の梅「白加賀」を1基約6千リットルのタンクに投入し、櫂(かい)でかき混ぜる。今年は梅の実が不作気味で品薄が懸念されることから、例年だと6月中旬開始の仕込みを前倒しした。

同社は「粒の大きさはいろいろだが、品質のいい梅酒に仕上げたい」と意気込む。今年から初めて水戸市産の梅も使用する予定という。

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