《釣り》大型ヤシオマスがヒット 石岡でエリアトラウト 桟橋真下で水深2㍍、手前まで丁寧に探る

茨城新聞
2021年1月16日

厳しい寒さが続くこの時季、ニジマスを中心としたサケマス魚類を対象としたエリアトラウト(管理釣り場)の人気は非常に高い。そこで今回は石岡市小幡の「フィッシングパークつくば園」に行ってきた。

フィッシングパークつくば園=石岡市小幡

 

トラウトのエリアフィッシングとして2015年末にリニューアルオープン。中規模のルアー専用ポンドをメインに、餌釣り、つかみ取り池、小さい子が楽しめる金魚釣りまである。

狙えるのはニジマス、サクラマス、大型のヤシオマス。メインポンドは立ち位置が全て桟橋になっており、水質はステインからマッディーウオーター。もともとヘラブナの管理釣り場だけあり水深は約2~5メートル。

桟橋の真下でも約2メートルあるので手前まで丁寧にきっちり巻くと好釣果に結び付く。県内管理釣り場有数の水深がある分、ヒットレンジを見極める面白さがあり、大型のヤシオマスが手前でヒットすることも多い。

タックルは6~6・6フィートクラスのエリアトラウト専用ロッドにリールは2000番クラス、ラインはナイロンライン3~3・5ポンドがよいだろう。

ルアーは1・5~2グラムのスプーンを5色程度、別途クランクベイト、ミノーなどプラスチック製のルアーもそろえておくと、目先も変わり釣りやすい。

今回私が最初にキャストしたスプーンは赤金カラーの1・6グラムのスプーン。朝一番は魚の活性もよく、きらきらとしたニジマスにアピールするカラーだ。

フックは必ずシングルフックにし、「返し」はプライヤーなどでつぶしておく。専用のシングルフックも釣具店で手に入る。

さて、キャストすると早速ヒット。ラインがどんどん出ていく。揚がったのは何と50センチ近いヤシオマス。サクラマスはミノーでさお先でアクションさせて(トュイッチ)狙うと釣りやすい。ヒットすればサクラマス特有の強烈な引きが楽しめる。この日はルアーを交換しながら20匹釣れた。

注意しなければならないのは、魚は体温が水温と同じくらいになるため、人が直接手で触れると弱ってしまうことも多い。直接触れず、必ずラバーネットを使うのが望ましい。

その他、後ろに人がいないか、必ず確かめてからキャストすること。各管理釣り場の使用可能なルアーなどレギュレーションの確認もお忘れなく。(キャスティングつくば店・飯塚大輔)

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