冬の使者、ハクチョウ飛来 那珂・古徳沼

茨城新聞
2019年11月15日

那珂市古徳の古徳沼に、今年も「冬の使者」ハクチョウが飛来した。市商工観光課によると、今月5日に25羽のシーズン初飛来が確認された。時期は例年並みで、12月から来年1月にかけ、渡りのピークを迎える見通し。

古徳沼は広さ約25ヘクタールの農業用ため池で、1966年からハクチョウが訪れるようになった。毎年、シベリアから越冬のためオオハクチョウやコハクチョウが渡来し、3月まで滞在しているという。飛来したハクチョウは他の鳥に交じり、悠々と水面を泳いでいた。

このほか、同市菅谷の一の関ため池親水公園でも飛来が確認されている。シーズン中は、両所に多くのカメラマンや見学者などが訪れ、市の観光の目玉の一つとなっている。

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