羽休める冬の使者 菅生沼にコハクチョウ

茨城新聞
2017年12月18日

坂東市と常総市にまたがる菅生沼に数多くのコハクチョウが飛来し、ゆっくりと羽を休めている。

コハクチョウは全長1メートル20センチほどの大型の水鳥。5~6月にシベリア方面で繁殖し、越冬地として日本に飛来することから「冬の使者」と称される。

菅生沼は餌となるマコモなどが豊富でねぐらにできる浅瀬が多く県内最大級の飛来地となっている。県自然博物館によると、来年2月下旬まで見られ、ピーク時には300羽を超えるという。

沼に面する天神山公園(坂東市神田山)からは17日、100羽以上が確認できた。「クォークォー」と鳴き声を上げながら水面を泳いだり、飛び立ったりする姿が見られた。 

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