古河産品使ったアイス 全4種、ネット販売も 茨城

茨城新聞
2025年5月24日

茨城県の古河市地域振興公社(理事長・針谷力市長)は、市内に工場を構えるコーヒー器具メーカーHARIO(ハリオ)と共同で地元産品を使ったアイスクリームを開発し、公社が管理する市内の公園や体育館などで販売を始めた。今後、市のふるさと納税の返礼品やハリオのネットショップでも扱う。

開発したアイスクリームはトモヱ乳業(同市下辺見)の「ふるさと牛乳」や、森ファームサービス(同市上片田)の「果実たっぷりいちご」、HIROKO HERBS(同市大山)の「こだわりのチョコミント」、吉田茶園(同市大堤)の「プレミアム和紅茶」の4種類。地元の企業や生産者が手がけた製品や食材を使い「こがくらふとあいす&(アンド)」のブランドで1個500円で販売する。自家製ジェラートも手がける「まる芋カフェ」(同市下辺見)が製造を担当する。

ハリオはネットショップのほか、東京や京都などで直営のカフェ店を運営するなど、国内外にネットワークがある。共同展開することで、地元の企業や生産者の魅力を市内外に広く発信したい考えだ。

公社の担当者は「一緒に古河市を盛り上げたい」と話す。月当たり平均1000個の販売を目指し、今後種類を増やすことも検討中という。