いこいの郷常総 管理者にシダックス 守谷 地場野菜メニュー増、宿泊も

茨城新聞
2020年12月29日

温浴施設やレストランなどを備える地域交流センター「いこいの郷常総」(守谷市大木)の指定管理者が、総合サービス会社のシダックス(東京)に代わった。レストランを中心にリニューアルした。

同施設の指定管理者は、オープンした2012年から、綜合建物サービス(取手市)が担っていたが、新型コロナウイルスの影響による減収を理由に、2期目の途中で指定返上を申し出、指定取り消し処分となった。

新たな指定管理者となったシダックスは、外食産業や企業の食堂運営などを手掛け、同社グールプが県内で施設運営に関わるのは2カ所目。指定期間は11月1日から残期間の2022年3月31日まで。指定管理料は3825万円。

いこいの郷常総は、守谷、取手、常総、つくばみらいの4市で構成する常総地方広域市町村圏事務組合(管理者・松丸修久守谷市長)が所有。ごみ処理施設で発生した熱を利用した風呂やレストラン、フィットネスジムなどがあり、宿泊もできる。

いこいの郷常総センター長の古澤智恵子さんは、「地場産の野菜を使ったメニューなどが増えた。コロナ対策を強化するなど安全安心に努めているのでぜひ利用してほしい」と話している。

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