水戸オーパ、3月18日開業 駅南商業ビル

茨城新聞
2017年2月13日

JR水戸駅南口の商業ビル、水戸サウスタワーに出店する大型商業施設「水戸オーパ」が3月18日に開業することが分かった。運営するOPA(千葉市)が明らかにした。同店は衣料や雑貨などが中心の約60店舗が入居し、幅広い世代向けの最新ファッションを提供していく。大型店の撤退が相次ぎ、空洞化が懸念されていた水戸駅前の“新たな顔”として、にぎわい創出に期待がかかる。

新たに入居する店舗は同ビル3~9階部分で、営業時間は午前10時半~午後8時。3階部分が駅南口のペデストリアンデッキに直結する好立地を生かし、多彩な商品を提供する考え。

1、2階の駐車場と10~12階の飲食店やエステティック店、英会話スクールはこれまで通り営業を続ける。全体の売り場面積は約1万2500平方メートル。同社は開業に向けた準備を進めており、開業に合わせた記念イベントも検討している。

店舗を運営するOPAコントロール部は「若者や家族連れなど、幅広い世代に楽しんでもらえる施設にしたい」と説明している。

同ビルは鉄骨造り12階建て。2015年5月に3~9階部分に出店していた家電量販店「ヤマダ電機」が撤退。これ以降、核テナントが空いた状態が続いていたが、昨年6月に同社が進出を決定していた。

同社は16年3月にイオンモールが完全子会社化した。オーパは水戸店が全国9店舗目。

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