サイクル拠点誕生祝う 大子 道の駅にプレオープン
最近人気のサイクリング事業を推進し、観光振興や地域活性化につなげようと、大子町はレンタサイクルの拠点「奥久慈サイクルステーション」を同町池田の道の駅奥久慈だいご内にプレオープンさせた。記念式典が同日、現地で行われ、奥久慈里山ヒルクライムルート利活用推進協議会の矢口和博会長や、高梨哲彦町長、斎藤忠一町議会議長ら町議、石井隆之町観光協会長ら町関係者で新たな拠点設立を祝った。
高梨町長は「秋の行楽シーズンを前に、ビギナーからアスリートまで活用できる新しいアイテムが加わった。案内板や安全なコースづくりに努めたい」、斎藤議長は「地域の特色をどう生かしていくかがポイント。水郡線利用とサイクリングの組み合わせもある」などと期待を膨らませた。
同ステーションには、町が購入した電動アシスト付きマウンテンバイク、クロスバイク(イタリア製ビアンキ)、ロードバイク(同)、キッズバイクなど計31台を置き、1日千~3千円で貸し出す。
予約受け付け、貸し出し業務は町から委託された町振興公社(道の駅内)が行う。予約は(電)0295(72)6111。
道の駅奥久慈だいごは、食堂やお土産品などの売店の大規模改修を本年度実施する。サイクルステーションも同時に整備するため、工事完了後に改めてグランドオープンする予定。
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