《茨ぱん(ibapan)》ひまわり食パン ひまわりぱん(常陸太田市) クリーミーな味わい

茨城新聞
2020年9月7日

社会福祉法人朋友会が運営する「ひまわりぱん」は常陸太田市役所のすぐそばにある。「ひまわり食パン」は生地に生クリームや練乳を練り込んだ。「そのまま食べるとクリーミーで、何もつけなくても甘い。トーストすると外がサクッ、中はとろっ」とパン製造責任者の白石彩可さん。

同店は障害者が職員と一緒にパン作りなどを行う。理事長の平根朋幸さんは2005年、市内に生活介護や就労支援などを行う障害者支援事業所「ひまわり」を開所。就労支援の一環としてパン作りを始めた。口コミで広がり、移動販売を行うようになった。那珂市のパン店に技術指導を受け、19年4月に同店をオープンした。

ひまわりで栽培された野菜や果実をパンに利用。「ゴロゴロ夏野菜チーズのせ」=同手前左=にはズッキーニやパプリカ、ジャムに加工した無農薬栽培のブルーベリーはデニッシュやコッペパンに使っている。約50種類の品ぞろえは、サンドイッチや菓子パン、「干し柿のフロランタン」などの焼き菓子。塩クリーム入りメロンパン=同右=は甘じょっぱさが人気。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、パンは一つ一つ包装し、イートインスペースは密を避け席数を減らして営業する。

常陸太田市金井町3686の1
定休は日曜・祝日
営業時間は午前10時~午後4時
(電)0294(32)5535

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