寒紅梅ほんのり 史跡足利学校

下野新聞
2020年1月23日

 足利市昌平町の史跡足利学校で寒紅梅が枝々にかれんな花をつけ始め、訪れる人を楽しませている。

 寒紅梅は、同学校のシンボルで1668年創建の「学校門」の東側に植えられている。高さ約5メートル、樹齢約45年。同学校事務所によると、今冬の開花は今月14日で例年より2週間ほど遅かった。2月中旬ごろまで楽しむことができ、学校門西側の白梅は同月上旬~下旬に見頃になるという。

 ロウバイも見頃を迎え、淡い黄色の花が楽しめる。夫婦で訪れた同市五十部(よべ)町、早瀬保(はやせたもつ)さん(67)は「春がやって来るような気がします」と季節を感じていた。

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