県産素材使用し土産向けラーメン 水戸のカツラギ有功社 

茨城新聞
2017年8月5日

総合雑貨卸のカツラギ有功社(水戸市大塚町、桂木功雄社長)は、本県産の納豆やしょうゆを原料に使用した即席麺「水戸黄門 葵ラーメン」を開発し販売を始めた。商品パッケージに葵の御紋をあしらうなど、本県の新たな土産品としての定着を目指す。

葵ラーメンはしょうゆ味。本県産の納豆を乾燥させて粉末化した納豆パウダーをスープに混ぜることで、納豆ラーメンとしても楽しめるのが特徴。桂木社長は「パウダーを混ぜれば、スープにとろみが付き、まろやかな味わいになる」とアピールする。

スープは小美玉市中延の幡谷本店が醸造するしょうゆを使用するなど、いずれも本県産素材にこだわった。10月にはBS-TBSでテレビドラマ「水戸黄門」が復活することから、本県の土産品として新風を吹かせたい考えだ。

1袋1食分で、価格は250円(税別)。明利酒類別春館(水戸市)、大洗パークホテル(大洗町)、鴎松亭(同町)で販売。今後は茨城空港や東京・銀座の県アンテナショップ「茨城マルシェ」、偕楽園の「見晴亭」などでの販売も目指していく。 

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