舟シリーズ新納豆発売 丸真食品2商品 山形産大豆を使用

茨城新聞
2019年10月16日

「舟納豆」で知られる納豆製造販売の丸真食品(常陸大宮市山方、三次美知子社長)は舟納豆の新商品「みどりご」と「紅わっぱ」の販売を始めた。

「みどりご」は昨年10月に発売した「もち麦入り舟納豆」に続く舟シリーズの新商品。山形県産の国産小粒大豆「黒神」を使用しており、希少品種のため、納豆での販売はほとんどないという。同社では、地元農家との契約栽培により原料を確保した。「甘みがあり、鮮やかな緑色が特徴」(同社)という。「しそのり」とカツオ風味の2種類のたれ付き。商品名「みどりご」は幼子を意味する。価格は80グラム入りで432円。

大粒納豆の「紅わっぱ」は、山形県産の希少価値の高い「紅大豆」を使用。もちもちした食感で、食べ応えがある。特製のもみじおろし風のたれを使い、爽やかな風味に仕上げた。80グラム入りで594円。新商品を加えたギフト商品も用意している。

三次社長は「令和初めての新商品となり、母親が幼子を育てるように愛情込めて作り上げた。大豆の香り、やわらかな食感を楽しんで」としている。

新商品は舟納豆直営店(同市山方)、京成百貨店(水戸市泉町)のほか、丸真食品のホームページでインターネット販売する。

同社は1916年に個人商店「丸真」として創業。「舟納豆」は舟型の容器が特徴の高品質を売りとする納豆で、中元や歳暮用としても人気がある。

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