納豆みその万能だれ 道の駅連絡会開発 12駅で29日発売

茨城新聞
2016年4月21日

「道の駅」茨城県ブロック連絡会(会長・堀江克己道の駅みわ駅長)は、同県内の道の駅が共通販売する調味料「なめてみそ納豆みそ」をベースにした万能だれを開発した。同調味料を生かす第3弾商品として、肉料理やサラダなどさまざまな料理に応用できる。観光客の土産品ニーズに応えようと、大型連休の29日から県内道の駅12カ所で一斉販売する。

新商品は「なめてみそ納豆みそだれ」。納豆みその原料には、ミツウロコ味噌(みそ)(石岡市)の赤ミソ、だるま食品(水戸市)の干し納豆、城里町産の赤ネギを使用。ニンニク、ゴマ、水あめなどをブレンドした。

焼き肉のたれのような食欲をそそる香りで、甘辛いたれには、細かく粒状にした納豆がふんだんに使われており、優しい味わい。焼き肉や炒め物、揚げ物のたれ、サラダドレッシングとして使える。ニンニクの配合など微調整を繰り返し、肉類以外にも合わせやすい味に仕上げた。

瓶タイプで、価格は220グラム入り540円(税込み)。県のマスコットキャラクター「ハッスル黄門」が納豆と納豆ご飯を手にしたイラストが目印となっている。

ベースである納豆みそは、同連絡会が立ち上げた「いばらき道の駅共通商品開発プロジェクト」の一環として2014年4月に発売した。昨年9月には第2弾として、日立市久慈浜産のしらす干しを加え、ご飯と一緒に食べる瓶詰めのおかずみそを開発。発売以来、2商品で計3万5千個を売り上げる人気商品となっている。

同連絡会事務局は「茨城を代表する素材を使った万能だれが完成した。家庭に常備する調味料の一つに加えてほしい」とアピールする。

地図を開く 近くのニュース