土浦花火、11月1日開催 実行委 有料席値上げも決定 茨城
茨城新聞
2025年5月27日

日本三大花火の一つとされ、茨城県土浦市で開かれる土浦全国花火競技大会の実行委員会(会長・安藤真理子市長)が26日、同市内のホテルで開かれた。今秋の第94回大会は11月1日午後5時半から、同市佐野子の桜川河川敷の学園大橋付近を会場として開くことを決めた。荒天の場合は同8日に延期する。
物価高などの影響で開催経費がかさむことから、有料席の値上げも決めた。桟敷席(1升4人)はこれまでの2万4000円から、2万6000円(同5人)になる。イス席は1000円ずつ値上げしA席6000円、B席5000円、C席4000円。快適な観覧環境の需要に応じ、新たにテーブル席(定員4人、8万円)を設ける。
有料観覧エリアの人数は約4万2000人。内訳は桟敷席(1升5人)約3万人、椅子席約1万500人、テーブル席約1700人。
花火は約2万発を打ち上げる。競技種目は①スターマイン②10号玉③創造花火-の3部門。余興花火は4号玉ダリアや主催者提供のワイドスターマインなど。
安藤市長は「今年で100周年という大きな節目を迎える。より多くの皆さまに愛され、安心して楽しんでもらえる大会を目指す」と話した。