艶々「巨峰」、丁寧に収穫 水戸の果樹園

茨城新聞
2021年9月15日

水戸市木葉下町の川崎果樹園で、旬を迎えた「巨峰」の収穫が最盛期を迎えている。栽培48年の川崎鼎(かなえ)さん(84)が、艶のある実を一房ずつ丁寧に摘み取っている。出来栄えについて「糖度が高く、収量も例年通り」と笑顔で話した。

同果樹園は栽培面積7500平方メートルで巨峰や藤稔(ふじみのり)のブドウのほか、ナシを育てる。年間収穫量はブドウ約2・5トン、ナシ約5トン。今年は去年よりも早めに旬を迎え、9月いっぱいまで楽しめるという。

川崎さんは「1日に100キロのブドウを摘んでいるが、肩を痛めながらも動くうちは頑張りたい」とうれしい悲鳴を上げている。

直売所は午前10時から午後3時まで、巨峰1キロを千円で販売している。同園直売所(電)029(254)3514

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