《茨城 桜めぐり》常陸太田市・泉福寺 山間の寺を見守るシダレ巨樹

茨城新聞
2021年4月1日

山間の寺を見守り続けてきた樹齢約350年のシダレ桜の巨樹が、過去最も早い3月中に満開の花をたたえた。常陸太田市大中町の泉福寺。寺が現在地に移った際に、シダレ桜が植えられたと伝えられる。高さは約20㍍。足元に沢が流れる斜面の中腹で、大きく枝を張り、人々を出迎える。同寺の野口謙治住職(58)は「シダレ桜は見る人を安どさせ、心を和ませる仏のような存在」と拝むように話した。

 

 

※茨城県は、これまでの新型コロナウイルス感染拡大の傾向を踏まえ、今月10日まで「まん延防止警戒期間」を設定。感染症対策を徹底し、花見での宴会を控えるよう呼び掛けている。

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