地元の粘土で笑う埴輪再現
上毛新聞
2020年7月17日
藤岡土器・埴輪(はにわ)友の会(伊藤正会長)の作品展が15日、藤岡市のららん藤岡花の交流館で始まった。全国の遺跡から出土した土器や埴輪、土偶を再現した約60点が並び、来場者の関心を集めている=写真。21日まで。
会員25人が地元の粘土と砂を混ぜ、写真や図面を参考にしながら制作した。埴輪の人気投票でグランプリを受賞した同市の「笑う埴輪」や東吾妻町から出土したハート形土偶など多彩な作品が展示されている。
販売コーナーも設置され、500~3000円で大小さまざまな土器が購入できる。売上金は九州を中心とした豪雨の被災地支援として全額寄付するという。
午前10時~午後4時(最終日は同3時)。問い合わせはららん藤岡(電話0274-24-8220)へ。