気合いの冷水 無病息災祈る 真岡・大前神社で「大寒禊」
下野新聞
2020年1月21日
二十四節気の一つ「大寒」の20日、白ふんどし姿で冷水をかぶり、一年の無病息災や大願成就を祈る「大寒禊(みそぎ)」が真岡市東郷の大前神社で開かれた。
神社の主催で2018年に始まり3回目。
ホラ貝の合図で、県神社庁の指導者と一般参加の男性計11人が白ふんどしに鉢巻き姿で境内に入り、指導者の号令に従って、和歌を歌いながら舟をこぐ動作をする「鳥船行事」を行った。
呼吸を整えた後、参加者は「えいっえいっ」と威勢よい声を上げながら、おけを使って前日からたるにためてあった御神水を体に浴びせて身を清めた。
下野市三王山、自営業海老原丈(えびはらじょう)さん(26)は「すがすがしく、身が引き締まった思いです」と話した。
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