ほころぶ校門前 足利学校で寒紅梅見頃

下野新聞
2022年1月17日

 20日の大寒を前に、足利市昌平町の史跡足利学校で寒紅梅が見頃を迎えた。

 同学校によると、学校門東側の寒紅梅は樹齢約47年、高さ約5メートル。今季は過去3番目に早い昨年12月18日に数輪が開花し、現在は5割程度が咲きそろってきた。

 暖かな日差しが届いた16日、訪れた人たちは濃い紅色の花を見上げて青空とのコントラストを楽しみ、表情をほころばせた。

 1歳3カ月の娘理瑚(りこ)ちゃんと訪れた同市東砂原後(ひがしさわらご)町、会社員松本絢子(まつもとあやこ)さん(39)は「寒い日が続いていたので、色鮮やかな花に気持ちまで温かくなる」と話していた。

 見頃は2月中旬まで。1月下旬以降は門西側の白梅との競演も楽しめそうという。