「三種の神器」御朱印に 天皇即位から3年目を記念 栃木 太平山神社、31日まで

下野新聞
2021年5月4日

 【栃木】天皇の即位から3年目を迎えたことを記念して平井町の太平山神社は1日から、歴代天皇が皇位とともに受け継ぐ「三種の神器」の印を押した御朱印を頒布している。31日まで。

 三種の神器は八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)。

 金色で押された三種の神器の印は2018年、同社の収蔵庫から発見された三種の神器が描かれた絵馬を基に作られたもの。19年の改元を記念した御朱印にも使用した。

 御朱印は見開きで、江戸時代にはしかが流行した際に作られたとされる災難避けの印のほか、縁結びの印など8種類の印を押す。

 小林一成(こばやしかずしげ)宮司(79)は「左下には八咫鏡の社務所印も押した。お参りした後で、御朱印を頂いて」と呼び掛ける。

 御朱印料は千円。書き置きで対応し、なくなり次第終了する。受付時間は午前9時~午後4時半。

 (問)同社0282・22・0227。

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