ベーカリーカフェ開店 クーロンヌ、つくばに オープンテラス 出来立てメニュー充実

茨城新聞
2020年12月7日

県南地域を中心に千葉、栃木県でパン販売店「クーロンヌ」を展開するクーロンヌジャポン(取手市戸頭、田島浩太社長)はベーカリーカフェ「Cafe Boulangerie Takezono」(カフェ・ブーランジェリー・タケゾノ)をつくば市竹園の分譲マンション別棟にオープンした。公園と一体となったマンション敷地内という立地を生かし、ホットサンドやドリンクなどカフェメニューを充実させ、オープンテラス席で飲食できるのが特徴だ。

同店は同社11店舗目。フージャースコーポレーションが手掛けた竹園西広場公園に隣接の分譲マンション「デュオヒルズつくばセンチュリー」に出店した。同社は主に郊外の路面店を中心に出店してきたが、つくばエクスプレス(TX)つくば駅から徒歩11分と市街地内立地の都市型店舗となる。

店舗は延べ床面積約150平方メートル。木々に囲まれた芝生の公園とテラス席があるウッドデッキがつながり、閑静な場所にある。席は、店内2人掛けテーブルの8席と共有スペースのオープンテラス約40席を備えた。

出来たてのカフェメニューに力を入れ、地場産の「つくば鶏」を使ったホットサンドや、ピザ釜で焼くピザ、ハンバーガーなど約6種類を用意。ドリンクは定番のコーヒーや紅茶のほか、ピザに合うビール、自家製でショウガを生かしたジンジャーエールやレモネードも取りそろえた。パンは約60種類で、同店限定の焼きカレーパンや同店での飲食を意識し調理パンを充実させた。

駐車場はマンション1階の一角に10台あるが、近隣住民の利用を見据え、店舗入り口に駐輪場を設置。同社の担当者は「徒歩圏内の人も生活の一部として、朝食会場や集まる場所として利用してもらえたら」としている。

同公園は筑波研究都市建設から長期間経過し、老朽化が目立っていたため、公園のリニューアルを伴う官民連携の分譲マンション開発のプロジェクトとして取り組んだ。

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