飼育員が撮影のカレンダー 群馬サファリパークが壁掛け・卓上の2種発売

上毛新聞
2020年12月1日

 2021年も「飼育員目線」の動物で―。群馬サファリパーク(富岡市)が作った来年用カレンダーが、施設内の売店や公式オンラインショップで人気を呼んでいる。写真を撮ったのは今年に続き、生態を一番よく知る飼育員たち。より洗練され、彼らでしか捉えられない写真を載せている。

 岩の上で何かを見据えるホワイトタイガー(1月)に、角で触れ合うミナミシロサイ(2月)、どこか鼻がかゆそうなアミメキリン(3月)。4月のベニコンゴウインコは赤い羽毛やピンクの花が春そのものだ。「サファリも僕の角ものびざかり♪」と、コピーにも磨きがかかっている。

 20年用に初めて作ったカレンダーの評判が良かったことから、21年用は壁掛け型に加え、卓上型も用意した。運営する群馬サファリ・ワールドの後藤新副社長は「(20年用より)一枚一枚の写真が進化している。ぜひ見てほしい」と話す。いずれも税込み1000円。

 公式オンラインショップ「サファリ屋」の内容も今後さらに充実させる。特に強化していきたいと考えているのが動物のレアグッズで、ニホンジカやエルクの角、ライオンのひげを扱うことなどを検討しているという。サファリ屋は公式ホームページからアクセスできる。