レッサーパンダ来た 桐生が岡動物園、3匹初飼育

上毛新聞
2022年3月27日

群馬県桐生市の山田製作所桐生が岡動物園(斎藤隆浩園長)で飼育を始めたレッサーパンダ3匹が25日、初めて一般公開された=写真(綱島徹撮影)。1953年の開園以来、レッサーパンダの飼育は初めて。

公開されたのは雄のライム(7歳)、ともに雌のフラン(1歳)とタオタオ(3歳)。17年に死んだゾウの獣舎を活用したレッサーパンダ舎の完成記念式典も行われた。

家族で訪れた松波和宏さん(31)=伊勢崎市=は「ゾウの後、どんな動物が来るのか気になっていた」と話し、長女の環(たまき)ちゃん(3)は「可愛かった」と声を弾ませた。

市制施行100周年と水道創設90周年の記念事業として飼育を始めた。入場無料。問い合わせは同園(☎0277-22-4442)へ。(山崎遼)