ヨーロッパにいる気分 野木のメタセコイア並木

下野新聞
2020年12月1日

 県内の紅葉シーズンも大詰めとなり、県最南端の野木町では、国重要文化財「町煉瓦(れんが)窯」北側のメタセコイア並木が濃いオレンジ色に染まって、異国情緒を漂わせている。

 並木に隣接する同町交流センター「野木ホフマン館」によると、メタセコイアは50~60年前に植えられたという。46本あり、高さは30メートル前後。今秋は天候に恵まれ良い色付きとなった。

 29日は家族連れなどが訪れ、モミジとは違った趣の紅葉に見入った。前日までの風で落葉が進んだが、あと数日は楽しめるという。

 同センター職員竹内和徳(たけうちかずのり)さん(45)は「欧州にいるような気分になる並木。今年も紅葉時期の問い合わせが多かった」と話した。

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