「正岡子規とアララギ」 愛用品や直筆原稿 生涯たどる100点 群馬県立文学館(高崎市)で企画展

上毛新聞
2026年7月16日

群馬県立土屋文明記念文学館の開館30周年を記念した企画展「正岡子規とアララギ」が11日、群馬県高崎市の同館で始まる。近代文壇に大きな影響を与えた歌人で俳人の正岡子規(1867~1902年)の生涯をたどる。土屋文明を含むアララギ派の歌人に引き継がれた子規の精神や創作論を、愛用品や直筆原稿といった約100点の実物資料などを通してひもとく。 

現在の愛媛県に生まれた子規の幼少期から東京帝国大学で野球に親しみながら過ごした学生時代、病気に苦しんだ晩年までを紹介。病床の日常を絵とともに残した「仰臥漫録(ぎょうがまんろく)」、左脚を伸ばせなくなった子規のために特注された座机などの遺品からは、病苦の中でも尽きることのない創作意欲を感じられる。

学芸員の長谷川誠さんは「各地の博物館に協力してもらい、資料を集めた。貴重な物ばかりなのでぜひ見てもらいたい」と話した。

9月23日まで。午前9時半~午後5時(受け付けは同4時半)。火曜休館。観覧料は500円。中学生以下無料。問い合わせは同館(☎027-373-7721)へ。

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