ラーメンで地元応援 宇都宮のどる屋、限定販売 モクズガニ食材に考案

下野新聞
2020年10月26日

 【宇都宮】地産地消のメニューで知られる中央2丁目のラーメン店「らあめん厨房(ちゅうぼう)どる屋」は、地元を応援する新メニュー「黄金のモクズガニラーメン 栃木和牛入り」を、今月下旬から計9日間限定で提供する。

 同店の落合泰知(おちあいやすとも)代表(61)が、新型コロナウイルス禍で栃木和牛が大きな影響を受けていることから、旬の地元食材と合わせて市内外にPRしようと企画した。

 牛肉は最高A5ランクの「匠(たくみ)」を使用。県産の竹の皮に挟んで軽く炭火であぶり、肉本来の甘味を引き出したという。スープのだしには今が旬の那珂川産のモクズガニと、那須烏山産のキジを使った。

 落合代表は「モクズガニは日本の上海ガニと言われ、だしにするとカニ独特の風味が深い。すべて栃木産なので改めて地元の食材の良さを感じてほしい」と話す。

 24~26日、11月14~16、28~30日の9日間、昼夜各15食限定で販売する。1600円。(問)同店028・649・5917。

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