新鮮、テークアウトでも 海鮮丼 旬鮮和食仁や(ひとしや)(足利)

下野新聞
2020年8月28日

 マグロの中トロ、赤身、白身魚に頭付きの甘エビ、ウニまで載っている。芽ネギやミョウガが目に涼しい。ネタは時季に合わせて日替わり。特製のごまじょうゆは優しい味だから、魚介そのもののうまみ、甘みが存分に楽しめる。

 自慢の海鮮丼(税別1300円)は現在、感染症対策で保冷剤を付けてテークアウトでも扱っている。店舗はテーブルの間隔を空けるなどの対策をして時短営業しているが、テークアウトも刺し身の盛り合わせ(同2~3人前1300円など)や一品料理なども頼めるのがうれしい。

 マスターの島野仁(しまのひとし)さん(49)は「千葉・銚子から直送される魚介類を使った刺し身が売り。新鮮な状態で味わってほしい」と話す。仕入れ先は12年間の修業時代に出会った。約17年前に今の店を構えて以降も、当時ほれ込んだ関係が続く。

 客から「こんなにおいしいもの、初めて」「苦手だったお刺し身が、初めて食べられた」との声をもらうという。

 刺し身など魚介類のメニューを中心にそろえるが、エビフライやとんかつ、足利シューマイなどもあり、老若男女が旬の味を楽しめる店だ。

 【メモ】足利市弥生町59の3。時短営業中で午後5~10時。テークアウトの電話受け付けは午前8時~午後7時、受け渡しは午前11時半~午後8時。月、火曜定休。(問)0284・42・1517。

地図を開く 近くのニュース