挿し木用アジサイ、参拝者に無料提供 下妻の大宝八幡宮 

茨城新聞
2020年7月16日

下妻市大宝の大宝八幡宮(山内雄佑宮司)は、境内の北側に位置する「あじさい神苑」のアジサイを、挿し木用として参拝者に無料で提供している。

同八幡宮は、毎年6月下旬から7月上旬にかけ、あじさい祭を開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、行事が中止となった。

挿し木を希望する参拝者は、社務所へ申し出て、その後職員が付き添って案内する。剪定(せんてい)は自身で行う。山内宮司は「例年に比べアジサイの咲き具合は良かった。挿し木を育て、自宅でも楽しんでほしい」と話している。

挿し木は、早ければ翌年、翌々年には花を咲かせるという。

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