「幸せな1年に」初詣にぎわう 宇都宮二荒山神社

下野新聞
2019年1月4日

 よく晴れた穏やかな陽気となった2日、宇都宮市中心部の宇都宮二荒山神社には多くの初詣客が訪れた。家族や友人と並んで手を合わせるなどし、1年の幸せを祈った。

 元日は例年より1万人少ない約21万人、2日は夕方までに前年より1万5千人多い約13万5千人が参拝した。同神社は「1日をゆっくり過ごす人が増えているのでは」と話す。

 境内は参拝客でいっぱいになり、絵馬やお守り、おみくじの売り場でも長蛇の列ができた。

 家族で訪れていた同市西川田町、姿川中央小6年板川崚人(いたがわりょうと)君(12)は「中学受験に合格できるようにお願いした。試験を頑張りたい」と笑顔で話した。

 宇都宮地方気象台によると、同日の宇都宮の最高気温は10・6度、小山は12・2度でいずれも3月上旬並みとなるなど、南部では春先のような暖かさになった。