二所ノ関部屋を紹介 茨城・稲敷で9月18日から 化粧まわしや写真展示

茨城新聞
2022年8月28日

大相撲の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が率いる二所ノ関部屋を紹介する展示が、茨城県稲敷市八千石の市歴史民俗資料館で9月18日~10月16日まで開かれる。親方が現役時代に使った化粧まわしや同部屋の力士の写真パネルを用意。10月2日には親方と中村親方(元関脇嘉風)によるトークショーも予定されており、市は参加者を募っている。

展示されるのは、二所ノ関親方の横綱推挙状や敢闘賞の盾、同展のために親方が揮毫(きごう)した書など。10月2日には、屋外で親方の手形モニュメントのお披露目も行われる。

同市は江戸時代に活躍した第7代横綱・稲妻雷五郎の出身地で、古くから大相撲と縁がある。市担当者は「二所ノ関部屋の魅力を知ってもらうとともに、稲妻雷五郎の展示にも目を向けてほしい」と話した。

トークショーは、同市佐原組新田のあずま生涯学習センターで開かれる。定員は125組250人で、応募者多数の場合は抽選。新型コロナウイルスの感染拡大状況次第で変更もあるという。無料。希望者は往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒300-0595 「稲敷市役所二所ノ関部屋トークショー」係まで送る。8月31日必着。問い合わせは市まちづくり推進課(電)029(892)2000。