川場田園プラザが初の1位、ららん藤岡は6位 全国道の駅グランプリ2022
リクルート(東京都千代田区)発行の旅行情報誌「じゃらん」の「全国道の駅グランプリ2022」が19日発表され、調査対象となった全国約1000カ所の道の駅から、川場村の「道の駅 川場田園プラザ」が初めて1位に選ばれた。広大な敷地に多彩な特産品の販売やレストランなどが点在し、一日中滞在できる道の駅として評価された。
同グランプリは3回目。田園プラザは敷地内にクラフトビール工房を備える上、パンやソーセージなどの飲食店が充実し、小さな子ども向けの遊び場もある。過去2回の調査ではトップ10入りしていなかった。リクルートは「コロナ下で東京などからの近隣の旅が増え、魅力の再発見につながったのではないか」と分析する。
発表されたトップ10の6位には、飲食や物販が充実し高速道路からも立ち寄れる藤岡市の「道の駅ららん藤岡」が入った。
2位となった宮城県石巻市の「道の駅上品の郷」は、温泉保養施設があり特産品販売やレストランが高評価。3位の宮城県大崎市の「あ・ら・伊達な道の駅」は過去2回で1位を獲得しており、特産品の品ぞろえが充実している。
リクルートは「トップ10には買い物もグルメも遊びもかなう充実度の高い道の駅が多数ランクインする結果になった」としている。
北海道と沖縄県を除く45都府県を対象に、インターネットで3805人から回答を得た。