こいのぼり 色鮮やかに 桐生で生産ピーク

上毛新聞
2017年3月1日

5月の端午の節句に向けたこいのぼりの生産が桐生市内の染色工場で佳境を迎え、熟練の職人たちが色鮮やかなコイを染めている=写真。
平賢(ひらけん)(同市境野町)は、型を用いた昔ながらの染色法で作業。27メートルの捺染(なっせん)台に生地を張り、目やうろこなど部位ごとに丁寧に彩色していくと、全長4メートルのヒゴイが浮かび上がった。
平田伸市郎社長は「子どもの成長と健康を願い、汚れがないように気を付けている」と話す。同社は大小のこいのぼりを染め上げて全国に出荷。こいのぼりは5月の出番を待っている。

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