陽明門「竣功式」、10日11時から 式典、参拝客も見学可 日光東照宮
下野新聞
2017年3月1日
日光市山内の世界遺産日光東照宮は28日、3月10日に開催する国宝「陽明門」の修理完成式典「陽明門竣功(しゅんこう)式」の詳細な日程を明らかにした。午前11時から陽明門前で、関係者が参列して除幕や通り初めを行う。正午までには一般参拝者も、美しくよみがえった国宝の姿を目にすることができる。
日程によると、10日は式典に先立ち、午前10時から本社で祭神・徳川家康(とくがわいえやす)に修理完成を告げる神事「奉告祭」が行われる。
同11時からの竣功式には、文化庁の宮田亮平(みやたりょうへい)長官や東照宮と親交が深いニュージーランドのスティーブン・ペイトン駐日大使ら関係者約170人が参列。参列者全員で紅白の綱を引いて除幕し、新装された陽明門がお披露目される。
続いて家康を祭るみこしが陽明門をくぐり、縁起物をまく儀式と参列者による通り初めを行う。参拝者は境内から式典を見ることができ、式典後に陽明門をくぐることが可能となる。
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