ご飯1合、肉3種 ずしり おまかせ どんぶり 丼
下野新聞
2022年3月28日
初めて来店した人はまず、そのボリュームに驚くだろう。「おまかせ」(1100円)はたっぷりと盛られたご飯の上に、日替わりで部位や調理法が異なる牛、豚、鶏肉が合い盛りになった看板メニュー。持ち上げるとずっしりと重い。ご飯はなんと1人前で1合も使っている。
この日は塩コショウで焼いた厚切りの牛ロース、タレに1日漬け込んで焼いた豚バラ、唐揚げ風に仕上げた鶏肉が載っていた。
まずは牛ロースから。かむと柔らかく、筋や余計な脂がない。焼き上げた後にかけるタマネギなどを使った自家製ソースも、肉のうまさを引き立たせている。豚バラはジューシーでやや甘め。鶏肉はピリ辛で、どれもご飯との相性が抜群だ。みそ汁、サラダ、ナスの素焼き漬物風の3品が付き、飽きずに完食することができた。
店主の湯沢(ゆざわ)みち江(え)さん(72)が2017年に開店した。材料は高騰し続けているが、ずっと値上げはしていない。「全然もうけはないけど、好きだから続けているの」。テークアウトは全品100円引きになる。
■メモ 宇都宮市大曽1の5の10▽営業時間 午前11時~午後2時半、同6時~9時半▽定休日 月曜、日曜の夜▽(問)028・666・0452