県産バターでキャンディー 鹿沼・菓子卸の関口 サクマ製菓とコラボ

下野新聞
2022年3月15日

 菓子卸の関口(鹿沼市流通センター、関口快太郞(せきぐちかいたろう)社長)は17日、サクマ製菓(東京都目黒区)とコラボレーションしたキャンディー「栃木限定 バターみるく」を発売する。

 同社はロングセラー商品「いちごみるく」をアレンジし、都道府県ごとにご当地素材を使った商品づくりの連携を各地で進めている。

 バターみるくは新型コロナウイルス禍で疲弊する県内観光地を支援しようと関口が企画した。本県は生乳生産量が全国2位でもあることから、乳製品を使うことで本県らしさを演出した。国内でも飼育頭数が少ない那須高原りんどう湖ファミリー牧場のジャージー牛の発酵バターを使用した。関口は「りんどう湖の乳製品は濃厚でくせがなく、まろやか」と説明する。

 1袋10個入り(66グラム)。希望小売価格は378円。県内の観光地や道の駅、サービスエリアなどで販売を予定する。