飲食店巡って賞品応募　茨城・日立、27日まで　スマホでスタンプラリー

スマホを片手にイベント参加店を巡り、AR(拡張現実)アプリでスタンプを集めると抽選で豪華賞品が当たる「ぐるっとひたち飲食店スマスタラリー」が、茨城県日立市内で始まった。日立商工会議所観光環衛業部会(佐藤泰博部会長)が、コロナ禍で打撃を受ける飲食業界を支援しようと企画した。27日まで。

従来の台紙に代わり、無料のARアプリ「COCOAR(ココアル)2」を活用した新しい非接触型スタンプラリー。参加者はスマホにアプリをダウンロードし、イベント参加店で飲食してチェックポイント画像を読み込む。3店舗でスタンプ三つを獲得すると、地域の豪華特産品が当たる抽選に応募できる。

イベントには61店舗が参加。各店ともラリー参加者に割引や特典などのサービスを実施している。

同会議所の四倉佳子商業観光課長は「3密を回避して飲食店を支援しようと企画したイベント。ぜひ多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。