ハクチョウ飛来243羽 城沼、多々良沼で一斉調査
上毛新聞
2022年2月5日
ハクチョウの飛来数を集計する一斉調査が3日、越冬地として知られる群馬県館林市の城沼と、同市と邑楽町にまたがる多々良沼で始まった。初日は二つの沼で計243羽を確認した。
城沼白鳥を守る会(坂村孝会長)と多々良沼白鳥を守る会(上野秀雄会長)がそれぞれの沼で調査した。午前8時時点で、城沼は171羽、多々良沼は72羽だった。
2006年度から毎年調査しており、本年度は月内に全4回を予定。城沼白鳥を守る会の渡辺清一副会長(71)は「飛来数はピークを迎えている。散策しながら間近でハクチョウを楽しんでほしい」と話した。
この日、早朝の城沼ではハクチョウが朝日を浴び、優雅に羽を休めていた。