那須の篠工芸20点展示 那須塩原であすまで

下野新聞
2022年1月6日

 【那須塩原】那須地域に自生する篠竹(しのだけ)を使い、ざるやかごなどの実用品を編む県の伝統工芸品「那須の篠工芸」を展示する企画展「暮らしを飾る」が、本町のギャラリー「ART369 space(スペース)」で開かれている。7日まで。

 アートを生かしたまちづくりに取り組む市の「ART369プロジェクト」実行委員会と、伝統工芸の継承に向けた活動などを行う有志団体「あやとり」の共催。会場には那須の篠工芸約20点が並ぶ。同団体メンバーの中村舞子(なかむらまいこ)さん(30)が在廊し、制作工程の実演も行う。

 9日には中村さんが講師を務め、篠工芸の六つ目編みでコースターを作るワークショップを市まちなか交流センター(愛称・くるる)で開く。午前10時~午後4時、参加費500円。

 企画展は午後2~5時。入場無料。(問)同プロジェクト実行委員会0287・62・7106。

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