宮染め手拭い16日販売 国体記念品、3社がコラボ

下野新聞
2022年7月11日

【宇都宮】「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」で選手らに参加記念品として贈呈される伝統工芸品「宮染め」の手拭いが、16日から一般販売される。制作に関わった市と市内の事業者3社が11日、完成品を公開した。

3社は宮染めの中川染工場、「ARKnets」を運営するアパレルのリストリクト、タウン誌「もんみや」を出版する新朝プレス。ペイズリー柄を基調にギョーザやジャズ、イチゴ、黄ぶななど市を象徴する名物や特産品をポップな感覚でデザインした。

参加記念品は赤、青、緑の3色だが、一般販売には限定カラーのオレンジが加わる。1枚880円。東武宇都宮百貨店など市内8カ所と、ネットサイト「もんみや通販」で購入できる。

中川染工場の中川友輝(なかがわゆうき)社長は「国体という大きなイベントの記念品に選んでもらえて感謝している。宮染めを1人でも多くの人に知ってもらえれば」と話していた。