結城紬の良さ知って 小山市など 6日からスタンプラリー

下野新聞
2021年11月3日

 【小山・結城】ユネスコ無形文化遺産の本場結城紬(つむぎ)をPRしようと「きものウィーク」スタンプラリーが6~21日、小山、結城両市の連携事業として両市内の6カ所で行われる。期間中は各所で多彩なイベントが行われるほか、3カ所以上のスタンプを集めると個数に応じて抽選で200人に両市の特産品が贈られる。

 両市は全日本きもの振興会が「きものの日」と定める11月15日前後に毎年イベントを開催してきた。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、期間を延長し会場を分散してスタンプラリー形式で行う。

 小山市内の会場は、中央町3丁目の「おやま本場結城紬クラフト館」、同所のまちの駅「思季彩館」、福良の「桑・蚕・繭・真綿かけ・糸つむぎのさと」の3カ所。クラフト館では要予約で結城紬の着心地体験ができる。

 このほか関連事業「小山きものの日」として6~20日、市役所1階に市の結城紬士が製作した反物が展示されるほか、市生涯学習センターでは19、20の両日、県本場結城紬織物協同組合による作品展示会が開催される。(問)市工業振興課0285・22・9397。

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