「かしまし豚」限定メニュー 茨城・鹿嶋18店 31日まで食のフェア

茨城新聞
2021年10月15日

茨城県鹿嶋市の旬な食材を地元飲食店で味わってもらう「食のフェアかしま食べ物語」が今月から始まった。市内18店が、同市のブランド豚「かしまし豚(とん)」を使ったそばやハンバーグなど、こだわりの限定メニューを提供する。テークアウト対応店もある。31日まで開催。

かしまし豚は市内の養豚業、山本ファームが生産。天然素材の飼料とストレスの少ない環境で育て、肉質が柔らかい。同フェアでは、同豚のひき肉や肩ロースなどを使用し、各店が限定メニューを考案した。

サンロード鹿島内のベルジアンカフェれんがでは「かしまし豚のポークシチュー」を提供。デミグラスソースに豚骨のだしを使い、同豚のうま味を閉じ込めた一品。「鹿嶋の食材を店に合った形で出したい」と同店の栗林正博さんは力を込める。「ベルギービールと一緒に味わってもらえれば」と話した。

同フェアは今回が第5弾。市内飲食店のメンバーで構成する「鹿島旬の食材選定委員会」が主催。参加店や各店のメニューは、同フェアの公式ホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で紹介している。

問い合わせは、市商工会(電)0299(82)1919。

【かしま食べ物語参加店】
湧水茶屋一休▽お好み焼笹元▽イタリア料理ブォーナ フォルトゥーナ▽うちだや▽Paradise Beer Factory▽食事処 鈴章▽サンロード鹿島▽SOBA随神▽げたや蕎麦▽トラットリア チンクエチェント▽レストランやまびこ▽Bistro Nori-Na▽にゃーご▽cervo▽ジョニーズキッチン▽コミュニティストア ミズノ▽とんかつ専門店 豚一門▽森のごはん