茨城・笠間産クリ「ごはんの素」に 先行予約、ネットで開始

茨城新聞
2021年9月3日

看板商品のミートボールで知られる石井食品(千葉県船橋市)は25日、日本一の収穫量を誇る茨城県笠間市などの新栗を使用した「栗ごはんの素」の先行予約を開始した。今年はクリ本来の甘みや風味を生かすため、クリそのものに味を付けず、調味液にも砂糖を使わないシンプルな味付けに仕上げている。

同社は2018年から、笠間市や京都府京丹波町など全国7産地で取れたクリを使用した栗ご飯のもとを発売している。産地に合わせた調味液がセットになっており、ご飯に混ぜて炊くだけで手軽に栗ご飯を作ることができる。

笠間市産の栗ご飯のもとは980円(税抜き)。食べ比べや贈答用に、3種や6種の詰め合わせセットも販売する。同社の担当者は「ふわっと香り立つクリ本来の甘みや風味を共有して、味わってもらいたい」と話した。同社オンラインストアから予約でき、9月下旬から随時発送される。一般販売は10月1日から2カ月限定で、同社の直売店などで販売する。