「ほこたっ娘」新米販売上々 鉾田
茨城新聞
2015年9月22日
鉾田市の新米を販売する「新米まつり」が21日、鉾田市大竹の鹿島灘海浜公園で開かれ、多くの人でにぎわった。10年目を迎えた特別栽培米「ほこたっ娘」の売れ行きが好調で、店頭に立った生産者に笑顔が広がった。
ほこたっ娘は市内6軒のコメ農家による「ほこたっ娘研究会」(新堀隆代表)が生産。この日は新米が1割引きで販売されるとあって、10袋単位で購入する客もいたという。新米のおにぎりを提供するサービスもあり、積み上げたミルキークイーンとコシヒカリが次々と売れていた。
新堀代表(62)は「15年かけて作り方を研究した自信のコメ。こだわりを分かってくれる人に買ってもらいたい」と笑顔。水戸市の女性(42)は「とてもおいしい」と話し、早速、コシヒカリ1袋を買い付けた。
特定栽培米は化学肥料や農薬を減らすなど、環境に配慮した栽培法を用いて一定の条件で作られた米。食味なども検査される。
「新米まつり」では新堀さんらによる新米特売のほか、射的や輪投げ、重さ当てで新米がもらえるゲームが人気を集めた。つきたて餅のサービスもあった。
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