広瀬川遊歩道れんがに名を 先着500個、希望者募集
上毛新聞
2021年7月19日
都市再生推進法人の前橋デザインコミッション(MDC、群馬県前橋市本町、天野洋一代表理事)は16日、前橋市街地を流れる広瀬川河畔の改修工事に伴い、遊歩道に敷くれんがに名前を入れる希望者を募集すると発表した。
れんがの街並み整備や文化創造に取り組む「まえばしレンガプロジェクト」の第1弾。アルファベットで名前(ニックネームも可)と市町村名を入れられる。1個3千円。先着500個で締め切る。工事は2022年3月完成予定で、遊歩道約400メートルのうち前橋文学館の周辺約200メートルの区間に、アルファベット順で敷き詰められる。
同市では明治時代から戦前にかけてさまざまな建物にれんがが使われ、現在も上毛倉庫、旧安田銀行担保倉庫、前橋刑務所などが残っている。れんがの歴史を継承するため、官民協同によるまちづくりの指針「アーバンデザイン」はれんがの活用を推奨している。申し込みはMDCのホームページで受け付ける。(斎藤洋一)