毒持つ生き物、理解を 茨城県自然博物館企画展 ヘビや植物1020点
茨城新聞
2021年7月15日
毒を持つ生き物の生態や、人間との関係について紹介する企画展「毒をもつ生きものたち 生き残りをかけた大作戦!」(茨城新聞社など後援)が10日、坂東市大崎の県自然博物館で開幕した。日本には生息していないヘビ「ガボンアダー」の剥製や日本三大有毒植物のトリカブト、ドクゼリ、ドクウツギなど1020点を展示している。9月20日まで。
企画展は、(1)毒とは?(2)毒をもつ生きもの大集合!(3)人間との関わり-の3部構成。第2部では動物や植物、キノコなどの各分野からさまざまな毒を持つ生き物を紹介している。また、スカンクが危険を感じた時に出す液体の臭いを再現。ニンニクや卵が腐ったような臭いで、来館者は鼻を近づけて直接かぐこともできる。
同展チーフの加倉田学主任学芸主事は「毒を持つ生き物を正しく理解して怖がることが大事」と話している。
土日祝日と8月11~13日、16日は入館に事前予約が必要。同館ホームページから入館希望時間枠を選択し、予約登録する。問い合わせは同館(電)0297(38)2000。
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