《いばらき紀行》線路跡を包む紫(石岡市)
茨城新聞
2021年6月21日
線路跡に沿って咲く紫の花を、バスのヘッドライトが照らす。茨城県石岡市南台の「かしてつバス」専用道。2007年まで同市と鉾田市を結んだ鹿島鉄道のうち、石岡-旧四箇村駅跡はバス専用道路に生まれ変わった。石岡一高下-石岡玉里停留所付近の区間には、11、12年に近隣住民らがアジサイを植え、今ではバスを包むように花が咲き渡る。数百メートル先の停留所まで見通せる直線の道は、在りし日の鉄路を想起させる。花は走り抜けるバスの風に揺れ、まとった雨粒が静かにこぼれる。
筑西市茂田のザ・ヒロサワ・シティ内にあるバラ園に、2年前から…
国民宿舎「鵜の岬」(日立市十王町)がある伊師浜国民休養地内の…
石岡市下青柳の県フラワーパークで、園内のバラが見頃を迎え、赤…
シャクヤク1万輪が水面を埋め尽くす「花筏(いかだ)」が、茨城…
庭園ギャラリーに鉢植えのハスを展示する笠間市笠間の「こめとぎ…
筑西市茂田のザ・ヒロサワ・シティ内にあるバラ園の「バラのトン…
国立科学博物館筑波実験植物園の野生ランコレクションを公開す…
県の天然記念物に指定されている神栖市太田のウチワサボテン群生…
地図を開く | 近くのニュース |
「きたかんナビ」は、北関東自動車道で結ばれる群馬県、栃木県、茨城県の地方新聞社3社(上毛新聞社、下野新聞社、茨城新聞社)で共同運営する観光情報サイトです。北関東自動車道が全線開通し、3県の行き来が手軽となり、北関東圏といったものができつつあります。こういった背景の下、3県それぞれの地方紙、上毛新聞、下野新聞、茨城新聞が協力して、この北関東圏の魅力を掘り起こし、地方新聞社ならではの取材力を活かしたコンテンツを提供していきます。