遅い春 金精道路が開通(日光)
下野新聞
2021年4月24日
日光市湯元と群馬県片品村を結ぶ国道120号の金精道路(17.6キロ)が23日正午、冬季閉鎖が解除され開通した。快晴となったこの日は、日光側に開通前から69台の車列ができ、通り初めをした観光客らは雄大な景色を楽しんだ。
今冬の累積降雪量は平年より120センチ少ない293センチで、山肌に解け残っている状態。新型コロナウイルス禍の影響で、昨年に続き開通式典は中止となったが、多くのドライバーが男体山や湯ノ湖を望む絶景を楽しみながら走行した。
車列の一番乗りとなった真岡市清水、会社員高橋誠一(たかはしせいいち)さん(64)は「6年連続20度目の一番乗り。今年1年は安泰。良い天気なので、今日はのんびりとドライブを楽しみます」と話した。
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