かさましこの 理解深めよう 13日、日本遺産講演会
下野新聞
2021年3月11日
【益子・笠間】日本遺産「かさましこ ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」を通じて地域の歴史や文化財への理解を深めようと、かさましこ日本遺産活性化協議会(会長・大塚朋之(おおつかともゆき)町長)は13日、笠間市石井の笠間公民館大ホールで講演会を開く。入場無料。
県立博物館の江田郁夫(えだいくお)副館長が「宇都宮氏が『かさましこ』にもたらした歴史的影響」と題して基調講演。11世紀以降約500年にわたり益子と笠間を治め、両市町のつながりを語る上で重要な役割を果たした宇都宮氏を解説するほか、「かさましこ」の日本遺産認定ストーリーを紹介する。
引き続き日本遺産を活用した地域活性の取り組みとして、「地下迷宮の秘密を探る旅 ~大谷石文化が息づくまち宇都宮~」(2018年5月認定)を柱に宇都宮市教委文化課の今平利幸(こんぺいとしゆき)主幹、「近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-」(15年4月認定)を軸に水戸市教委歴史文化財課世界遺産係の藤尾隆志(ふじおたかし)係長がそれぞれ事例報告する。
午後1時半~3時半。(問)笠間市教委生涯学習課0296・77・1101(内線260)。
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