《いばらき紀行》月夜、彩色の湖 土浦・霞ケ浦
茨城新聞
2021年3月1日
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街にともった光が漆黒の湖を彩色し、三日月がひっそりと浮かぶ。茨城県土浦市田村町の霞ケ浦湖畔。対岸に並ぶJR土浦駅周辺の建物の明かりが水面を照らす。色とりどりの光の線が、同じ長さで湖面に並ぶ光景は、多彩な色鉛筆の箱を想起させる。新月直後の細い月は、太陽を追うように早々と沈み、月の入りの方角は日ごとに変化する。限られた時間の中で、はかなげな三日月と街明かりが共演する。時折、水鳥たちの鳴き声が響き渡り、月は刻々と地平線に近づく。水郷の夜が更ける。
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